手掌多汗症の症状の内容と、その克服方法について

手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)は、手のひらにかく汗が異常に多いことで悩んでいる状態を言います。

また、多汗症の中でも最も多く見られるのが、この手掌多汗症になります。

汗の量は、手のひらが多少湿っている程度や、汗が滴り落ちる程多い量等、人それぞれですが、このために、恋人と手をつなげないとか、ギターを弾く人であれば、ギターの弦が汗のために錆びてしまうということになる場合も多いものです。

この症状の場合は、ほとんどが精神性発汗であり、体の病気や異常とは関係がないと言えます。

ですから、薬を飲んだり、手術をしたりしても、一時的な気休めにはなっても、根本的な解決にはならないことが多いものなのです。

しかし、人前での緊張など、神経症の傾向が見られる場合には、森田療法の考え方を身につけていく中で、発汗に対する「とらわれ」が薄れてくることで、少しずつ根本的に改善してくるものなのです。

ただ、このためには、森田療法の学習を通して森田の考えを身につけていくことが必要ですから、ある程度の時間が必要になってきます。

つまり、神経症から来ている場合には、ある程度の時間はかかりますが、薬などに頼らずに、充分、根本的に改善していくことが出来るものなのです。

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